イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識を解説!

副業

2022.09.29

会社員イラストレーターとして活躍するなかで「もっと収入を増やしたい」「イラストレーターとしてのスキルを磨きたい」と思ったことはありませんか?

そのような人におすすめなのが、イラストレーターの副業を始めること。

しかし、いざ副業を始めようとしても、どれくらい収入があるのか、どのように始めればいいかなど、さまざまな疑問があるでしょう。


本記事では、会社員イラストレーターが副業で収入を得るために必要な知識を解説します。
それでは、最後までご覧ください。

 

 

 

1.副業イラストレーターの収入


イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識関連画像
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副業を始めるにあたって気になるのが「収入」です。

イラストレーターの副業で、どれくらいの収入を得ることができるのでしょうか。

 

フリーランス・副業エンジニアのための求人案件サイト「doocy job」に掲載されている案件をもとに、副業イラストレーターの時給単価を紹介します。

 

平均時給単価

最高時給単価

最低時給単価

3,825円

5,000円

1,660円

 

このように副業イラストレーターは、平均時給単価で3,825円、案件によっては5,000円を超える時給単価を獲得できます。

この時給は「doocy job」の求人・案件単価であるため、目安としてご参考ください。

 

イラストレーターの副業で得られる収入は、副業にかけられる時間や作業スピード、持っているスキルによって変わります。

例えば、平日は会社員として働き、休日に副業を行うといった場合と、平日でも本業の後に副業を行う場合では、収入に違いが出てきます。

 

また、高いスキルがあって初めて高額な案件を受注できるということも、頭に入れておかなければなりません。

毎月必ず仕事を受注できるわけでもないため、年収が100万円を超えないということもあるでしょう。

 

 

 

 

2.会社員イラストレーターは副業禁止なの?


イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識関連画像
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副業イラストレーターを始める前に、必ず知っておかなければならないことがあります。

それは、自身が勤める会社が副業を禁止していないかということ。

 

基本的に、公務員を除く一般の会社員が副業を行うことは、法律上問題ありません。

政府が働き方改革の一環として副業を推奨しており、その流れを受けて副業を許可する企業も増えてきています。

 

実際に、副業を認める人事制度がある企業のうち70%以上が、2021年までの3年間で制度を導入したと回答しています。

そのため、会社員イラストレーターが必ずしも副業禁止ということはありません。

 

しかし、就業規則などで副業を禁止している企業もあります。

就業規則を破って副業をしてしまうと、懲戒処分を受けて最悪の場合は解雇になる可能性があります。

 

副業を始める前に、自身が勤める会社の就業規則やルールを確認して、副業が禁止されていないか、しっかりと確認しましょう。

もし、規則で副業を禁止されていた場合でも、許可が出る可能性はあります。

 

規則で禁止されていたからと諦めず、一度会社の人事などに確認することがおすすめです。

 

 

 

 

3.副業イラストレーターの仕事(案件)獲得方法


イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識関連画像
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いざ副業を始めて最初に困ることは、どうやって仕事を獲得すればよいのかが分からないということではないでしょうか。

仕事を獲得できなければ、副業で収入を得ることはできません。

 

ここでは、イラストレーターの仕事を獲得するための3つの方法を紹介します。

 

フリーランスエージェントや副業サイトを活用する

1つ目の方法は、フリーランスエージェントや副業サイトを活用することです。

フリーランスエージェントの特徴は、自分のスキルと見合った副業案件の紹介や営業活動を代行してもらえるというところ。

 

副業をする場合、イラストレーターとしての仕事以外にも、副業案件の獲得のためにクライアントとの交渉などさまざまな業務をこなさなければなりません。

自分に合った副業案件を探し出し、営業活動を行って仕事を獲得することは、ハードルが高いと感じる方もいることでしょう。

 

フリーランスエージェントを活用することで、副業案件の紹介やクライアントとの交渉など、営業から契約締結までの業務を一任することができます。

報酬に関しても、適正な単価がわからないという場合でも、エージェントから適正な単価で仕事を紹介してもらうことができます。

 

また、エージェントが仕事を紹介してくれるので、安定して副業案件を受注することができるのもポイント。

その他にも、個人では契約が難しい大企業の副業案件も、フリーランスエージェントを通すことで受注することができるなど、多くのメリットがあります。

 

さらに「doocy job」などの副業サイトを利用することで、副業向けの多くの案件を一括で検索することができます。

現在doocy jobでは、9,500件を超える副業案件を扱っているため、気になる副業案件を見つけることができるでしょう。

 

doocyJobで副業案件を見てみる→

 

 

クラウドソーシングサービスで副業の仕事を獲得する

2つ目の方法は、クラウドソーシングサービスを活用することです。

クラウドソーシングサービスとは、企業や個人が不特定多数の人に向けて、仕事を発注するサービスのこと。

 

受注者は、企業や個人が発注した副業案件を受注することで、仕事を獲得することができます。

クラウドソーシングサービスの特徴は、受注から報酬の獲得までをWeb上で行えるというところ。

 

すべての作業がネットで完結するため、副業としてのハードルが低く手軽に始めることが可能。

イラストレーターの仕事も多く、高単価な副業案件から隙間時間に行えるような簡単な副業案件まで、多くの副業案件があります。

 

好きな副業案件を選ぶことで、自分に合った働き方で副業を行えることも、クラウドソーシングサービスの魅力の1つでしょう。

また、サービス内での実績や評価が高まると、副業案件が受注しやすくなったり継続案件を獲得できたりと、安定した収入を得ることができます。

 

クラウドワークスランサーズココナラなどが代表的なサービスです。

 

 

直接副業の仕事を獲得する

3つ目の方法は、フリーランスエージェントやクラウドソーシングのサービスをせずに、直接副業の仕事を獲得することです。

SNSおよびLINE(スタンプ)を活用する方法や、自身のサイトを立ち上げて販売する方法、noteの有料販売などの方法が挙げられます。

 

この方法の特徴は、顧客(クライアント)と直接取引を行うというところ。

自分で単価や納期などを設定でき、自分のペースで副業を行うことが可能です。

 

この直接販売で収入を得るには、多くの人に自分のイラストを知ってもらう必要があります。

そのためには、SNSで自分のイラストを発信することがおすすめ。

 

SNSには多くの人や企業が参入しており、例えば「Twitter」の月間利用ユーザー数は、国内だけでも4,500万人を超えています。

SNSを活用することで、SNSを利用する多くの人に自分のイラストを知ってもらう機会を作ることができるでしょう。

 

 

 

4.副業イラストレーターの注意点


イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識関連画像
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イラストレーターとして副業を行う上で、注意しなければならないことがあります。

その中でも、特に気をつけるべき3つの注意点を紹介します。

 

確定申告をする可能性がある

確定申告とは、1年間の収入に対して発生した税金を、自分で計算して精算する手続きのこと。

基本的に、本業の給与以外の収入が20万円以上ある場合は、確定申告を行わなければなりません。

 

会社員の場合、給与の支払い時に税金が天引きされており、年末調整を行うことで1年間の税金を確定しています。

会社側がほとんど処理を行うため、税金についてあまり意識していない人もいるかもしれません。

 

しかし、個人で副業などで20万円以上の収入を得た場合、確定申告を行って税金を納める義務があります。

確定申告を行わず税金を納めなければ、脱税となってしまいます。

 

脱税してしまうと、加算税や延滞税などのペナルティーを課せられ、通常より多くの税金を支払わなければなりません。

副業で20万円以上の収入を得た場合は、確定申告を行わなければならないということを、常に意識しておきましょう。

 

 

 

本業と副業のバランスを取る

副業を始めたばかりの頃は、慣れない仕事で夜遅くまで作業をしたり、本業の間も副業のことを考えることがあるかもしれません。

しかし副業は、あくまで副業です。

 

会社員イラストレーターとしての本業を、疎かにしてはいけません。

そのためには、本業と副業のバランスを取る必要があります。

 

バランスを取るためにまず考えることは、自分のキャパシティ以上の副業案件を引き受けないということ。

副業で早く成功したいと思うあまり、数多くの副業案件や難しい副業案件を引き受けてしまうことがあるかもしれません。

 

自分のキャパシティを超える副業案件を引き受けてしまうと、その副業案件をこなせないどころか本業にも支障をきたす恐れがあります。

まずは、自分ができる範囲で副業の仕事を行い、そこから本業とのバランスを考えて副業の仕事を増減させましょう。

 

 

 

著作権などにも注意が必要

副業イラストレーターとして仕事をする上では、著作権についても意識する必要があります。

著作権を侵害してしまうと、著作権違反となり罰則を受けてしまいます。

 

会社員イラストレーターとして請け負った副業案件は、会社側や上司など、自分以外の人も確認を行うことが多いため、著作権を侵害する可能性は低いかもしれません。

しかし、副業として個人で案件を引き受ける場合、その副業案件が著作権侵害に当たるかは自分で判断する必要があります。

 

もちろん、クライアント側がきちんと確認している場合もありますが、中には著作権の認識が曖昧なまま発注しているクライアントもいます。

自分の身を守るためにも、著作権について知識をつけておきましょう。

 

その他、クラウドソーシングサービスなどで副業案件を行った際の著作権譲渡後の著作の取り扱いにも注意しましょう。

クラウドソーシングサービスでは成果物を納品すると同時に、条件として「著作権譲渡」が顧客(クライアント)によって決められている場合があります。

 

もしイラストレーターとして「成果物納品後、著作権譲渡していただきます。」などの記載がある副業案件を受注した場合、成果物を納品したあとの著作物の権利は顧客(クライアント)のものとなります。

そのため自分で制作したものでも、インターネットやSNS上に無断で公開することは著作権侵害になりますので気をつけましょう。

 

 

 

5.副業イラストレーターからフリーランスへの独立も検討してみましょう


イラストレーターが副業で収入を得る際の必要知識関連画像
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副業イラストレーターとして副業案件をこなしていく中で、副業の収入も本業と遜色なくなり、安定した収入を得られるようになるかもしれません。

そうなると、自分に自信がついて独立を考えることもあるでしょう。

 

フリーランスへ独立することで、自由な時間が増え好きな時に好きな場所で仕事をすることができます。

また、本業との兼ね合いで受注できなかった難しい案件や、やってみたかった案件に挑戦することもできるようになります。

 

副業イラストレーターとして自信がついたら、ぜひフリーランスへの独立も検討してみましょう。

 

 

 

 

6.まとめ


今回は、仕事の獲得方法や注意点など、会社員イラストレーターが副業で収入を得るために必要な知識について解説しました。

副業イラストレーターには、収入が増えるだけでなく、新たなスキルの習得や会社員としてはできなかった新しい副業仕事ができるなど、さまざまなメリットがあります。

 

副業イラストレーターとして挑戦するなら、フリーランススタートで案件をチェックしましょう。

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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