システムエンジニア(SE)になるには?必要なスキル・資格や就職・転職のポイントについて解説!

転職

2023.03.27

システムエンジニア(SE)になりたいものの、何から始めれば良いのか分からないという方も多いのではないかと思います。
また、転職にあたってどんなスキルが必要なのか分からないという方もいるでしょう。

本記事ではシステムエンジニア(SE)になるにはどうすれば良いのかまとめました。
システムエンジニア(SE)になるメリットや必要なスキル、転職のポイントについて解説しています。

本記事を読むことで、システムエンジニア(SE)になる方法が分かります。
システム開発やアプリ開発に興味がある方はぜひ参考にしてください。

<目次>
1.システムエンジニア(SE)とは?
システムエンジニア(SE)とプログラマーの違い
2.未経験からシステムエンジニア(SE)になるには?
3.システムエンジニア(SE)になるメリット
ものづくりの楽しさを実感できる
比較的働き方が自由な場合が多い
需要が高い
マネジメント職にキャリアアップすることができる
フリーランスエンジニアとして独立も可能
4.システムエンジニア(SE)に必要なスキル
ヒアリング能力
設計書作成
問題解決能力
幅広いITスキル
5.システムエンジニア(SE)になるポイント
学習サイトなどでスキルを身につける
なるべく若いうちに転職する
IT関連の資格を取得する
キャリアプランを明確化させる
ポートフォリオなどの成果物を提出する
6.まとめ

 

 

 

1.システムエンジニア(SE)とは?


システムエンジニア(SE)になるには関連画像
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システムエンジニア(SE)について理解するにはまず、システム開発の流れを知る必要があります。

システム開発は以下のような流れで行うのが基本です。

 

企画
要件定義
設計
開発
テスト

 

システムエンジニア(SE)は、このうちの要件定義と設計を担当します。

要件定義ではシステム開発を依頼してきた顧客の要望をヒアリングし、システムに必要な機能を洗い出します。

 

設計では、要件定義の内容を基に、システムの設計書を作成します。

このように、開発を行うための準備段階を担当するのがシステムエンジニア(SE)です。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマーの違い

システムエンジニア(SE)とプログラマーは担当箇所が異なります。

システムエンジニア(SE)は要件定義と設計を担当するのに対して、プログラマーは開発とテストを担当します。

 

システムエンジニア(SE)は設計書をプログラマーに渡し、どのようなプログラムを開発すべきなのか指示を出します。

プログラマーはその指示の下に開発を進めていきます。

 

よくシステムエンジニア(SE)とプログラマーは、建築士と大工の関係にたとえられます。

建築士が家や建物の設計を行い、大工が設計の通りに組み立てていくように、システム開発でも設計と開発の担当が分かれているのです。

 

 

 

2.未経験からシステムエンジニア(SE)になるには?


システムエンジニア(SE)になるには関連画像
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未経験からいきなりシステムエンジニア(SE)になるのは難しいです。

IT企業にエンジニアとして就職する場合、まずは運用保守として働く場合がほとんどです。

 

まずシステムの開発ができないことには、設計を行うことができないためです。

また、システムエンジニア(SE)はシステム開発の方向性を左右する仕事でもあるため、運用保守よりも責任が重く、新人には任せにくい事情があります。

 

運用保守を経験した後プログラマーとして何年か働き、システム開発の知識を身につけ会社からも評価されるようになったら、システムエンジニア(SE)にキャリアアップすることができます。

 

 

 

3.システムエンジニア(SE)になるメリット


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システムエンジニア(SE)になるメリットは次の5つです。

 

ものづくりの楽しさを実感できる
比較的働き方が自由な場合が多い
需要が高い
マネジメント職にキャリアアップすることができる
フリーランスエンジニアとして独立も可能

 

1つ1つのメリットについて詳しく解説します。

 

ものづくりの楽しさを実感できる

システムエンジニア(SE)はものづくりの楽しさを実感しやすい仕事です。

苦労して作ったものが動いたときの達成感やチームで1つのものを作り上げる楽しさを味わうことができます。

 

また、システムエンジニア(SE)はプログラマーに比べて、顧客と直接関わる機会が多くあります。

そのため、顧客から直接感謝の気持ちを伝えられることが多いです。

 

長く働くうえで、このようなモチベーションアップの機会があることは大切です。

 

 

比較的働き方が自由な場合が多い

システムエンジニア(SE)は比較的働き方が自由な場合が多いです。

スーツではなく私服でも出社可能だったり、裁量労働制やフレックスタイム制が導入されており出社時間が自由だったりするIT企業は多くあります。

 

自分のライフスタイルなどに合わせて働くことができると、生産性アップに繋がるでしょう。

また、会社によってはテレワークを許可している場合もあります。

 

ただし、システムエンジニア(SE)に関しては顧客との打ち合わせ業務も発生するため、テレワークでも週に1〜2度は出社しなければいけない可能性が高いです。

 

 

需要が高い

システムエンジニア(SE)は需要が高いのもメリットとして挙げられます。

昨今はIT化を推進する流れがあり、業務効率化を図るためのシステムを導入したい企業が増えています。

 

加えて、スマホの普及に伴い一般ユーザーもスマホアプリやWebアプリを使う機会が増えました。

このような理由で、今後更にシステム開発の需要が高まることが予想されます。

 

システムエンジニア(SE)は市場価値を高めやすい仕事と言えるでしょう。

 

 

マネジメント職にキャリアアップすることができる

システムエンジニア(SE)はプロジェクトリーダーやITコンサルタントなどのマネジメント職にキャリアアップすることも可能です。

マネジメント職は裁量権が多く与えられ、1つのプロジェクトの行く先を決めることができます。

 

事業の課題を自分で見つけ、解決するための施策を自ら打ち立てることが可能です。

また、マネジメント職は責任が重い分、年収も高い傾向があります。

 

 

フリーランスエンジニアとして独立も可能

システムエンジニア(SE)はキャリアの選択肢が広いです。

マネジメント職にキャリアアップする人もいる一方で、フリーランスエンジニアとして独立する人もいます。

 

フリーランスエンジニアになることで、より自由な働き方が実現します。

自分が参入したい案件に自由に参画することができます。

 

また、多くの案件に参画したり、スキルを高めハイレベルな開発現場に参入したりすることで、年収を上げていくことが可能です。

 

 

 

4.システムエンジニア(SE)に必要なスキル


システムエンジニア(SE)になるには関連画像
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システムエンジニア(SE)に必要なスキルは次の4つです。

 

ヒアリング能力
設計書作成
問題解決能力
幅広いITスキル

 

プログラマーに比べて幅広い知識を要求されるのが特徴です。

1つ1つの必要なスキルについて、詳しく解説していきます。

 

ヒアリング能力

システムエンジニア(SE)にはヒアリング能力が大切です。

システム開発を行うにはまず、システムエンジニア(SE)が顧客の要望を聞かないといけません。

 

顧客はシステム開発に関して素人であることが多く、要望を上手く伝えられないケースも多いです。

そのため、システムエンジニア(SE)が「〇〇とは〇〇という意味でしょうか?」など上手くアシストして、顧客から要望を引き出すことが大切です。

 

ヒアリング能力に欠けていると、顧客の要望とは異なるシステムが完成してしまいます。

すると、当然顧客満足度が下がってしまい、再び開発を依頼してくれることがなくなってしまいます。

 

 

設計書作成

システムエンジニア(SE)には設計書作成のスキルも必要です。

プログラマーが正しくシステムの仕様を理解するために、設計書を分かりやすくまとめないといけません。

 

設計書が分かりにくいと、プログラマーがスムーズに作業することができず、スケジュール通りに進まなくなってしまいます。

そのため、システムエンジニア(SE)にはある程度文章力も求められます。

 

 

問題解決能力

システムエンジニア(SE)には問題解決能力も求められます。

システム開発はスケジュール通りにすべて進むとは限りません。

 

例えば、顧客が途中で要望を変更してきたり、開発途中で実現が難しい機能が見つかったりすることもあります。

そのようなトラブル時にシステムエンジニア(SE)は、最適な解決方法を考えないといけません。

 

例えば、他の方法で機能を実現できないか考えたり、顧客と打ち合わせを行い折衷案を提案したりする必要があります。

 

 

幅広いITスキル

システムエンジニア(SE)にはプログラミングだけでなく、幅広いITスキルが求められます。

サーバやネットワークなどのインフラ知識、ハッキングから守るためのセキュリティ知識なども必要です。

 

システム設計を行う際は、あらゆる観点から実現可能かどうかを吟味しないといけません。

例えば「顧客のサーバのスペックでは、この機能を実装するのは難しい」など考える必要があります。

 

 

 

 

5.システムエンジニア(SE)になるポイント


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最後に、システムエンジニア(SE)になるための具体的な方法について解説します。

システムエンジニア(SE)への転職を目指す場合、次の5つのポイントを意識すると良いでしょう。

 

学習サイトなどでスキルを身につける
なるべく若いうちに転職する
IT関連の資格を取得する
キャリアプランを明確化させる
ポートフォリオなどの成果物を提出する

 

未経験からIT企業に転職するのは簡単ではありません。

これらのポイントを意識して、書類選考および面接を通過できるようになりましょう。

 

1つ1つのポイントについて詳しく解説します。

 

学習サイトなどでスキルを身につける

プログラミングスキルは、学習サイトなどで身につけるのがおすすめです。

システムエンジニア(SE)になるには、まずプログラマーになる必要があります。

 

そしてプログラマーのコアスキルはもちろんプログラミングです。

プログラミングは参考書で学ぶ手もありますが、参考書の中には初心者には難しいものや、情報が古くなってしまっているものもあります。

 

参考書選びに間違うと、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。

学習サイトは、初心者向けに基礎のみに絞って解説されているうえに、最新版にアップデートされているため、挫折する心配が少ないです。

 

また、サイトによっては分からない箇所を講師に質問することもできます。

学習サイトの例としては、Progateやドットインストールなどが挙げられます。

 

 

なるべく若いうちに転職する

システムエンジニア(SE)を目指すなら、なるべく若いうちの方が良いです。

ITエンジニアは35歳を過ぎたあたりから厳しくなると言われています。

 

プログラミングなどは覚えるべきことが多いため、記憶力に優れた若い人の方が有利です。

また、実務を長く経験して初めて培われるスキルもあるため、35歳以降に転職すると1人前になる頃には40歳を過ぎている可能性が高くなります。

 

その他、40代になると人のマネジメント経験を求められることも多くなっていきます。

システムエンジニア(SE)に興味がある方は、今すぐに動き出すことをおすすめします。

 

 

IT関連の資格を取得する

システムエンジニア(SE)を目指すなら、IT関連の資格を取得することをおすすめします。

資格は「意味がない」という意見もありますが、学習意欲を伝えられる・最低限の知識があることを証明できる、など実際はメリットが多くあります。

 

IT関連の資格の中でもっとも有名なのが、基本情報技術者試験です。

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門と呼ばれているIT資格であり、プログラミングを始めシステムエンジニア(SE)に必要なスキルを幅広く身につけることができます。

 

他にはネットワークについて学べるCCNA、サーバについて学べるLinuCなどがおすすめです

 

 

キャリアプランを明確化させる

システムエンジニア(SE)に転職する前に、キャリアプランを明確化させましょう。

キャリアプランによって、転職すべきIT企業が異なるためです。

 

例えば、将来フリーランスエンジニアを目指すなら、フリーランス案件が豊富なWeb系企業が向いていると言えます。

「どんな開発に関わりたいか」「将来どういうポジションに就きたいか」などを深く検討し、キャリアプランをまとめてみてください。

 

 

ポートフォリオなどの成果物を提出する

特に未経験からシステムエンジニア(SE)を目指すなら、ポートフォリオなどの勉強の成果物を用意した方が良いです。

ポートフォリオとは、自分の経歴や自作したアプリなどをまとめた資料のことです。

 

単に面接で「プログラミングを勉強しました」などと言っても、説得力がありません。

自分で作ったWebアプリなどを見せることで、どの程度までプログラミングスキルを高めたのかが面接官に伝わりやすくなり、説得力も高まるでしょう。

 

ポートフォリオを作成するのが難しい場合は、自分で書いた技術ブログなどでも問題ありません。

何らかの成果物を見せ、学習意欲をアピールすることが大切です。

 

 

 

 

6.まとめ


本記事ではシステムエンジニア(SE)になるにはどうすれば良いのか、について解説しました。

システムエンジニア(SE)に必要なスキルや転職ポイントなどがご理解いただけたかと思います。

 

システム開発は需要が高く、システムエンジニア(SE)の年収も今後上がっていく可能性があります。

プログラミングなどに興味があるなら、IT企業への転職はおすすめできます。

 

また、システムエンジニア(SE)はキャリアの選択肢が広いのも大きなメリットです。

システムエンジニア(SE)として培ったコミュニケーションスキルや問題解決能力は、他の仕事でも活かしやすいです。

 

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