公開日:2023.03.28
更新日:2025.03.24
ITの活用は既にビジネスに欠かせない要素となっており、そのため、エンジニアの重要性も増し続けているのが実情でしょう。
そしてIT活用において欠かせない専門職として挙げられるのが、「インフラエンジニア」です。
この記事では、インフラエンジニアの転職面接において準備すべきことやインフラエンジニアの種類、そして将来性についてお伝えします。
特に以下の方には、この記事をご一読していただきたいです。
・転職を検討しているインフラエンジニア
・インフラエンジニアとしてのキャリアプランを検討している方
・インフラエンジニアの職種について知りたい方
・インフラエンジニアの将来性について気になっている方
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<目次>
1.インフラエンジニアが転職の面接の前に準備すべきこと・質問内容|経験者
転職理由
インフラエンジニアとして過去携わったプロジェクトの棚卸
インフラエンジニアとしての自分の強みの言語化
インフラエンジニアとして今後のキャリアプランの整理
IT領域で取得した資格の整理
2.インフラエンジニアが転職の面接の前に準備すべきこと・質問内容|未経験者
インフラエンジニアの仕事内容の理解
インフラエンジニアの志望動機
インフラエンジニアのどの領域のテクノロジーに興味があるか
3.インフラエンジニアの種類
ネットワークエンジニア
サーバーエンジニア
クラウドエンジニア
セキュリティエンジニア
4.インフラエンジニアの将来性
5.まとめ
この章では、インフラエンジニアとしての実務経験を持つ方が、転職の面接の前に準備すべきことについてお伝えします。
経験者の場合は熱意を伝えることと、自分のスキルや経験をいかにアピールするかの2点が重要です。
インフラエンジニアが転職の面接の前に準備しておくべきこととしてまず挙げられるのが、転職理由に関する整理です。
エンジニアに限らず一般的な転職における面接では、ほぼ転職理由は聞かれるものと考えておくべきでしょう。
転職理由を考えるにあたっては、志望動機に繋がるように組み立てることが大切です。
「前の職場ではできないことがある」「面接先の企業であればそれができる」との流れで考えれば、話のつじつまが合わないことを避けられます。
ただし、転職理由を考える際に気を付けなくてはならないのが、ネガティブな内容は避けるべきだということです。
ネガティブな理由から転職しようとしている人材に対して、企業側が「当社でも同じことになるかもしれない」とマイナスな印象を持ちかねないためです。
たとえば、転職理由の本音として、職場の人間関係を上げる方は少なくないでしょう。
しかし、「同僚とうまくいかなかった」「上司とそりが合わなかった」ということは、避けるべきです。
「成長できる環境がなかった」「より多くの現場経験をしたかった」など、前向きな理由を伝えることをおすすめします。
インフラエンジニアとしてこれまで携わってきたプロジェクトに関しては、面接までに棚卸しておくことが大切です。
面接官に自分が企業にとって必要な人材であると伝えるには、これまでの実務経験をアピールすることが効果的だと言えます。
インフラエンジニアに直接関係ある業務だけでなく、それ以外のものも伝えられるように整理しておくことをおすすめします。
面接官が理解し自社で活躍できるとイメージしやすいように、これまでの仕事についてしっかりと整理しておきましょう。
また、自分が作った作品があると、面接官へのアピールがしやすいためおすすめです。
アプリやWebサービスなど示しやすいものがあれば、伝えられるように整理しておきましょう。
そしてこれまでに実務経験がない場合でも、面接官へのアピールにつながる経験があるるかもしれません。
Webサイトの制作・立上げやサーバーの構築などエンジニアとしての経験があれば伝えられるように整理しておきましょう。
インフラエンジニアとしての自分の強みについては、必ず伝えられるように言語化しておくことが重要です。
自分の強みに関しては、非常に頻繁に聞かれる質問の1つだからです。
強みについて整理する場合、自分を客観的に見ることができているのかがポイントだと言えます。
強みとして伝える内容と本人が話している時の印象が合っているのか否かも、面接官は見ています。
また、強みとその企業での仕事に関連性があることも、重要なポイントです。
さらに強みを伝える際には、具体的なエピソードをセットにすると具体性が高まり説得力が増すでしょう。
そして強みを整理する際には、弱みもセットで整理しておくことがおすすめです。
不得意なことを上げ、それに対してどのように取り組んでいるか、失敗にどう対処しているのかは、併せて整理しておくことが大切です。
面接の準備としては、インフラエンジニアとしての今後のプランを整理しておくことも重要です。
面接官は、「志望者のキャリアプランを自分の企業が提供できるのか」を判断するため、キャリアプランについて質問します。
そのため、キャリアビジョンはその会社で実現できる内容にすることがベストです。
上手に整理することで志望動機と整合性が取れた、説得力のある回答ができるようになります。
キャリアプランを整理する際には、理想をただ言っているだけだけとの印象を与えないようにすることが大切です。
理想とするキャリアプランと現状のギャップを把握し、今までの経験を生かしてどのように努力しようとしているのかを伝えることが求められます。
そのため、「将来(5年後・10年後)のキャリアプラン」を説明し、「そのために現在取り組んでいること」や「今後努力していこうと考えていること」を具体的に伝えるように流れを作りましょう。
その際、面接を受けている会社でしたい業務も具体例を交えつつ伝えられるようにすると、評価されやすいと言えます。
IT領域で取得した資格の整理も、忘れないように行っておきましょう。
資格について伝える目的は、「スキルを伝えること」と「熱意を伝えること」の2つです。
資格について話をする大きな目的の1つが、自分のスキルを伝えることです。
面接を受けている企業での業務に関連する資格であれば、面接官へのアピールにつながるでしょう。
そして資格について整理する目的として外せないことが、熱意を伝えることです。
どのくらい勉強をしているのかは、面接官が確認したいポイントの1つです。
ただ「勉強しています」とだけ伝えるよりも、実際に資格をし得していることを伝えられれば、勉強に対して意欲的であることの説得力が増すでしょう。
ただし、取得済みの資格については履歴書に記載すれば伝わるため、実は強くアピールする必要はありません。
取得済みの資格に加えて、インフラエンジニアに関する資格で、未取得のものについて今後どうしていこうと考えているのかを、しっかりと整理しておきましょう。
少なくとも業務に関連する資格の名称と内容については理解しておき、問われても分からない事態は避けることが肝心です。
この章では、インフラエンジニアとしての実務経験がない方が、転職の面接前に準備しておくべきことをお伝えします。
インフラエンジニアには未経験の求人が比較的多く、しっかりと準備をすることで未経験者にもチャンスがある職種です。
未経験の方がインフラエンジニアとして転職するためにはまず、インフラエンジニアの仕事内容について理解しておくことが非常に大切です。
インフラエンジニアとして働いていくために常に勉強していく必要があり、そのためには仕事への熱意が欠かせません。
しかし仕事内容を理解しないで面接に臨めば、熱意がないと判断されても反論できないでしょう。
また、仕事内容に関する理解を深めることは、自己分析の段階でも大切なポイントです。
自分に合った仕事なのか否かを理解するためには、自分の適性を理解するだけでなく仕事内容についても理解することが不可欠です。
志望動機やキャリアプランなどさまざまな事前準備をするためにも、仕事内容の理解は欠かせないでしょう。
仕事内容の理解とともに大切なのが、志望動機の整理です。
業務内容を行っていい嬢イメージできるようにすることで、志望動機も考えやすくなります。
未経験者が志望動機を整理する際には、企業の求める人物像に合わせて整理することが重要でしょう。
基本的な考え方については、経験者が整理する際と大きく変わりません。
「なぜその企業でなくてはならないのか」を整理し、自分の経験や企業の求める人物像も踏まえったうえで志望動機を整理します。
その際、未経験者の場合「自分ができること」をアピールすることにこだわる必要はあまりありません。
今できることよりも、今後自分がどんなエンジニアになっていきたいのかを示し、熱意や将来性を感じさせることの方が大切でしょう。
仕事内容の把握や志望動機の整理を行う中で、インフラエンジニアのどの領域のテクノロジーに興味があるのかも、考えることが大切です。
興味のある分野によって志望動機の整理の仕方は異なり、すべき勉強も異なります。
また、興味のある分野について理解を深めておけば、面接官に対して熱意をアピールすることにもつながるでしょう。
この章では、インフラエンジニアの職種について、主なものをお伝えします。
一口にインフラエンジニアと言っても、実際にはさまざまな専門職が存在します。
ネットワークエンジニアとは、ITインフラの1つであるネットワークに特化したエンジニアのことです。
ITインフラにはサーバーとネットワークの大きく2種類があり、そのうちのネットワークに関する構築や保守、管理を行います。
安定的な通信環境を構築し、維持・保守を行っていくことが、ネットワークエンジニアの大切な仕事です。
具体的な業務内容としては、以下が挙げられます。
ネットワークエンジニアの仕事内容 |
---|
・ネットワーク設計 |
ネットワークとともに上げられるITインフラであるサーバーに関する専門家が、サーバーエンジニアです。
サーバーを動かすためのアプリケーションを、構築したり保守管理したりすることが求められます。
具体的な業務内容は、以下の通りです。
サーバーエンジニアの仕事内容 |
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・サーバーの構築 |
クラウドエンジニアとは、クラウドを使用したネットワークの構築や保守、運用などを行う専門職です。
近年のビジネスにおいてクラウドは非常に重要な要素となっており、クラウドエンジニアの重要性も高まっていると考えられるでしょう。
具体的な業務内容は、以下の通りです。
クラウドエンジニアの仕事内容 |
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・クラウドの設計 |
セキュリティエンジニアとは、ITインフラに関する情報セキュリティを専門的に担う職種のことです。
ITをビジネス活用するうえでは、サイバー攻撃に対する対策やセキュリティに配慮したシステムの構築・運用が欠かせません。
具体的な業務内容は、以下の通りです。
セキュリティエンジニアの仕事内容 |
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・ITシステムに対するセキュリティの企画・提案 |
インフラエンジニアについて調べている方の中には、近年のクラウド化の流れの中でインフラエンジニアの需要は下がっていくのではと心配している方もいるの出ないでしょうか。
しかし結論からお話しすると、今後クラウド化が進展していったとしても、インフラエンジニアの需要がなくなる心配はないと考えられます。
クラウド化が進んで確かに従来のインフラエンジニアとしての仕事の一部は減るかもしれません。
しかしその逆にクラウド関連の業務をはじめとして、新たなニーズが出てくると考えられるでしょう。
ITをビジネスに活用する以上は、種類は何であれITインフラを担当する専門職は必要とされると考えることが自然でしょう。
クラウド化が進んでも、インフラエンジニアの需要は形を変えて残り続けると考えられます。
インフラエンジニアの転職面接に挑むにあたっては、事前準備が非常に大切です。
経験者であれば熱意とスキルを、未経験者であれば熱意と将来性を面接官にアピールできるように、準備を進めましょう。
インフラエンジニアと言っても実際にはさまざまな職種があり、クラウド化が進んでもさまざまな形でニーズは残り続けると考えられます。
インフラエンジニアには経験者だけでなく未経験者を対象とした求人も多々あるため、キャリアパスの選択肢として検討してみては以下がでしょうか。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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