クラウドエンジニアになるには?必要なスキル・知識や仕事内容について解説!

2023.05.03

クラウドエンジニアに興味があるものの、なるにはどうすれば良いか分からないという方も多いのではないかと思います。
クラウドエンジニアは今後需要が高まることが予想されるエンジニア職の1つであり、これから目指すのはおすすめです。

本記事ではクラウドエンジニアになるにはどうすれば良いのか、について解説します。
クラウドエンジニアの仕事内容や必要なスキル・知識についてもまとめました。

本記事を読むことでクラウドエンジニアを目指す方法が分かります。
クラウドサービスやインフラ関連の仕事に興味がある人はぜひ参考にしてください。

 

 

 

1.クラウドエンジニアとは?


クラウドエンジニアなるには関連画像
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クラウドエンジニアはクラウドサービスを使ってインフラを構築するエンジニアを指します。

クラウドサービスとはネットワークを通じて提供されるサービスのことであり、AWS・GCP・Azureなどが代表例と言えるでしょう。

 

クラウドサービスが提供するサーバやストレージ、データベースなどを組み合わせることで、Webアプリやスマホアプリを開発することが可能です。

最近では自社にサーバを設置するよりも、クラウドサービスのサーバなどを使ってサービスを運用する企業が増えています。

 

そして、クラウドサービスを使いこなすには専門知識が必要になるため、専門知識を備えたクラウドエンジニアを多くの企業が欲しているのです。

 

オンプレミスとクラウドの違い

オンプレミスとはクラウドサービスを使わず、自社でサーバを設置してサービスを運用する形態のことです。

オンプレミスの場合、サービス内容に合った最適な機器を選定できますし、インフラ関連でトラブルがあった際も自分達で解決することができるメリットがあります。

 

反面、機器を購入しなくければいけないため初期費用がかかるうえに、サーバのランニングコストや運用・保守費用も多くかかってしまいます。

対して、クラウドを使ってインフラを構築する場合、機器を購入しなくて良いうえに、運用・保守の一部をクラウドサービスの提供企業に任せることが可能です。

 

その代わり、クラウドサービスの月額料金はかかりますが、クラウドサービスの多くはサービス利用量によって料金が決まる従量課金制を取っているため、過剰にコストがかかることはありません。

オンプレミスにも多くのメリットがあるものの、やはりクラウドの初期費用・月額費用を抑えられるメリットが大きく、最近はオンプレミスよりもクラウドを使う企業が増えています。

 

 

 

 

2.クラウドエンジニアの仕事内容


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クラウドエンジニアの仕事内容は次の3つに分けることができます。

 

インフラ設計
インフラ構築
インフラ運用・保守

 

システム開発の場合、設計をシステムエンジニア(SE)、開発をプログラマーが担当することが多いですが、インフラ構築の場合は設計も構築もクラウドエンジニア(インフラエンジニア)が担当する場合が多いです。

1つ1つの仕事内容について詳しく解説していきます。

 

インフラ設計

新規でWebアプリやスマホアプリを開発する場合、クラウドエンジニアはまずサービス内容に合ったインフラを考える必要があります。

サービス内容によってどんなサーバやデータベースが必要なのかは異なります。

 

クラウドエンジニアは予算も考慮しつつ最適なインフラ設計を行います。

例えば、AWSには200種類以上のサービスがありますが、どのサービスを組み合わせるのが良いのか、リソースをどの程度使うか、などを設計書にまとめ予算を算出します。

 

また、インフラ設計を行う際は将来性を見越して行うことも大切です。

将来ユーザー数が増えた際にリソースを容易に増やせるように設計する必要があります。

 

 

インフラ構築

続いて、クラウドエンジニアは設計書を元にインフラを構築します。

クラウドサービスの管理画面から実際に設定を行います。

 

設定が終わったら負荷テストなどを実施し、問題なく稼働できるか確認します。

 

 

インフラ運用・保守

サービスをリリースした後は、運用・保守を行う必要があります。

正常にサービスが稼動できるように、毎日サーバやネットワークの状況を監視します。

 

例えば、サーバに負荷がかかりすぎていないか、システムのログに異常はないか、セキュリティ上の穴がないか、などを確認する必要があります。

もし不具合が見つかったらすぐに修正を行う必要があります。

 

また、サーバがダウンするなどの障害が発生した場合、クラウドエンジニアはただちに復旧作業を行わなくてはいけません。

場合によっては夜勤や休日出勤が発生することもあります。

 

 

 

3.クラウドエンジニアに必要なスキル・知識


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続いて、クラウドエンジニアに必要なスキル・知識について解説します。

必要なスキル・知識は次の3つです。

 

サーバ・ネットワーク
クラウドサービス
クラウド移行

 

クラウドエンジニアを目指すなら、これらのスキル・知識を身につけることを意識しましょう。

1つ1つの必要なスキル・知識について詳しく解説していきます。

 

サーバ・ネットワーク

クラウドエンジニアはサーバやネットワークの基礎スキルが必要です。

Linuxコマンドの使い方を始め、サーバ・ネットワークのセキュリティ対策、負荷テストの方法、ログの監視方法などの基礎知識を固める必要があります。

 

今までインフラエンジニアとして活躍してきた人は、その知識をクラウドエンジニアになってからも活かすことが可能です。

 

 

クラウドサービス

クラウドエンジニアはクラウドサービスの知識も備える必要があります。

各サービスが提供する機能の特徴やメリット・デメリットを把握し、サービス内容に合ったクラウドサービスはどれなのか見極められるようにならなくてはいけません。

 

たとえば、GCPは人工知能開発に適していたり、AzureはMicrosoft社の製品と相性が良かったり、クラウドサービスによって得意分野は異なります。

また、クラウドサービスは日々機能がアップデートされていくため、クラウドエンジニアは常に最新情報をキャッチアップしておく必要があるでしょう。

 

 

クラウド移行

クラウドエンジニアはオンプレミスからクラウドへ移行する作業を担当することも多いです。

一口にクラウド移行といっても様々な方法があります。

 

既存のインフラ環境と同じような環境を構築したり、完全に1からインフラ環境を構築したり、オンプレミスとクラウドの併用を行ったり、状況に応じて最適な選択を取らないといけません。

クラウド移行を効果的に行うには、オンプレミスの知識も必要になるでしょう。

 

 

 

 

4.クラウドエンジニアになるには?


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続いて、クラウドエンジニアになるために行うべきことについて解説します。

行うべきことは次の3つです。

 

各クラウドサービスのスキルを高める
インフラ・クラウド関連の資格を取得する
転職エージェントを活用する

 

これら3つを実践することで、クラウドエンジニアに転職できる可能性を上げることができます。

1つ1つ、行うべきことについて詳しく解説します。

 

各クラウドサービスのスキルを高める

クラウドエンジニアは幅広い案件に関われるようになるために、主要なクラウドサービスの特徴や使い方について一通り知っておく必要があります。

AWSなどの有名なクラウドサービスなら、オンラインの学習サービスなどにも教材があるため、それらで手軽に勉強することが可能です。

 

また、公式のチュートリアルも勉強していくうえで参考になるでしょう。

加えて、セミナーなどに参加しクラウドサービスの新機能や、今後新しく登場するクラウドサービスの特徴などついて知識を深めておくことも大切です。

 

 

インフラ・クラウド関連の資格を取得する

クラウドエンジニアを目指すならインフラ・クラウド関連の資格を取得することもおすすめします。

資格を取得することで、面接時に学習意欲と最低限の知識を保有していることをアピールすることが可能です。

 

具体的には、LinuCCCNAなどの資格がおすすめです。

これらの資格は試験内容が定期的にアップデートされているため、最新スキルを得ることができます。

 

他にも、AWS認定試験GCP認定資格など各クラウドサービスにフォーカスした資格もおすすめです。

 

 

転職エージェントを活用する

クラウドエンジニアを目指すなら、転職エージェントを活用することをおすすめします。

エージェントに登録することで担当者が自分のスキルに合った求人を紹介してくれます。

 

例えば、クラウドサービスの中でもAWSが得意なら、AWSを中心に扱う案件に絞って紹介してくれるため、効率的に転職先を探すことができます。

また、転職に関するアドバイスをしてくれるのも特徴です。

 

面接の受け答えの確認や提出書類の添削なども行ってくれるため、選考通過率を高めることができます。

 

 

 

5.クラウドエンジニアの将来性について


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クラウドエンジニアの将来性はあります。

昨今はオンプレミスからクラウドへ移行する動きが広がっており、クラウドサーヒスの知識を持つエンジニアを多くの企業が欲しています。

 

現在、クラウドエンジニアの数はそこまで多くはないため、今のうちにクラウド知識を身につけることで、市場価値を高めることに繋がるでしょう。

ただしクラウド知識がないインフラエンジニアは今後案件への参画が厳しくなる可能性があります。

 

IT業界はトレンドの移り変わりが激しいのも事実です。

使われるクラウドサービスの種類も今後変わっていく可能性があります。

 

そのため、クラウドエンジニアはトレンドについていけるように、転職後も継続して最新スキルを勉強していく必要があるでしょう。

 

 

 

 

6.まとめ


本記事ではクラウドエンジニアになる方法について解説しました。

クラウドエンジニアに必要なスキル・知識や仕事内容がお分かりいただけたかと思います。

 

クラウドサービスは今後さらに普及することが予想されるため、クラウドエンジニアの求人は右肩上がりに増加していくのではないかと推測されます。

インフラエンジニアは今後、クラウド関連のスキル・知識を身につけることが重要になっていくでしょう。

 

クラウドエンジニアを目指したい方は、まずはインフラ・ネットワークの基礎を身につけ、そのうえで各クラウドサービスの使い方を学習サイトなどで学んでいくと良いでしょう。

 

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