公開日:2021.03.02
更新日:2025.03.24
現代ではテクノロジーの発展や人々の考え方の多様化により、働き方にも様々な方法が誕生してきています。
そのため、一昔前までは企業で正社員として働くことが働き方の中心でしたが、現在ではフリーランスとして働く方も増えています。
会社員として現在活躍されている方の中にも、将来的にフリーランスとして活動することを考えている方もいるのではないでしょうか。
会社員からフリーランスに転身して活躍するためには、フリーランスになる際にやっておくべきことを事前に理解しておくことが大切です。
そこでこの記事では、フリーランスの定義や個人事業主の違い、会社員からフリーランスになる際にやっておくべきことなどを紹介します。
特に、以下の方にこの記事をご一読していただきたいです。
・フリーランスになろうと考えている方
・フリーランスになる際にすべきことを知りたい方
・フリーランスになる準備としてやっておくとよいことを知りたい方
・フリーランスの代表的な職種を知りたい方
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<目次>
1.そもそもフリーランスとは
2.フリーランスと個人事業主の違い
3.退職する前にやるべきこと
ローンを組む
クレジットカードの作成
保険への加入
4.フリーランスになる前にやるべきこと
正社員時代の健康保険から国民健康保険に切り替える
厚生年金から国民年金に切り替える
開業届の提出
青色申告承認申請書の提出
5.フリーランスになるための準備
職務経歴書・履歴書の作成
正社員時代の経験・スキルを整理し自己PRできるようにする
メールアドレスの作成
名刺の作成
SNSを開設する
会計ソフト
6.フリーランスでよくある職種
エンジニア
Webディレクター
Webデザイナー
ライター
アフィリエイター
YouTuber
7.まとめ
フリーランスとは、会社や各種団体などに所属せず個人で企業等と契約を結んで仕事をする人や、そうした働き方のことです。
フリーランスは個人で仕事を請け負い、自分の考え方や仕事の進め方、スケジュールで、求められる仕事を行います。
フリーランスとよく似た概念に、個人事業主が挙げられます。個人事業主とは法人を設立せず個人で事業を行う人のことです。
個人事業主は税務上の所得区分であり、フリーランスとイコールではありません。フリーランスには法人を設立している人や、法人名義で活動している人もいます。
この章では、退職してフリーランスになる前にやっておくべきことを3つ紹介します。
現在勤めている会社を退社する前に、組む予定があるローンを組んでしまいましょう。
特に銀行でローンを組む場合には審査が厳しく、まだ活動実績がないフリーランスは信用がなく非常に困難です。
会社員のに、クレジットカードも作成しておきたいところです。
クレジットカードもローンと同様に信用度によって作成可否が変わります。フリーランスよりも会社員の方が圧倒的にクレジットカードが作りやすいと言えます。
生命保険や医療保険への加入も、会社員時代に済ませしょう。
フリーランスには有給に当たる制度がなく、もし体を壊したり病気になったりして仕事ができなければ、収入は激減してしまいます。
貯金も大切ですが、フリーランスになると保険の大切さが非常によく分かります。
この章では、フリーランスになる前にやっておくべきことを4つに整理してお伝えします。
フリーランスになる前に、会社員時代の健康保険から国民健康保険に切り替えましょう。
万が一病気になった場合、無保険状態では治療費が非常に高くなってしまいます。遅くとも退職後14日以内に、市区町村役場で手続するように定められています。
厚生年金から国民年金に切り替えることも、フリーランスになる前に行うべきことの1つです。
厚生年金は退社と共に脱退することになり、自営業者等が加入する国民年金への切り替えを退職後14日以内に行わなければなりません。
フリーランスになる際には、税務署へ開業届の提出を行います。
開業届は開業から1ヶ月以内に提出しなければならないため注意しましょう。
開業届を出すことでフリーランスとしてのメリットが多数あるため、早期に出すことをおすすめします。
青色申告承認申請書は、開業から2ヶ月以内の提出が必要です。
青色申告承認申告書を提出していないと、確定申告時に青色申告ができません。
青色申告では65万円の所得控除が受けられて税制上非常に有利ですので、忘れずに行いましょう。
この章では、フリーランスになるための準備を6つに整理してお伝えします。
フリーランスは会社員とは異なり全てを自分で行う必要があります。そのため最低限行っておきたい準備は抜かりなく実施しましょう。
フリーランスになる際には、職務経歴書や履歴書を事前に用意しておきましょう。
フリーランスは法人・個人と業務やプロジェクトごとに契約して仕事をしますが、中には契約時に職務経歴書や履歴書の作成を求められることがあります。
正社員時代の経験やスキルを整理・言語化しておき、いつでも自己PRできるようにしておくことも大切です。
紙に書き出して視覚的に整理すると自分自身の理解にもつながり、今後探していくべき仕事・案件が分かるようになります。
フリーランスになる前に、メールアドレスを作成しておくことも意外に重要なポイントです。
現在プライベートで使用しているメールアドレスを利用してはいけない訳ではありませんが、メールが日々多数来ている場合は他のメールに埋もれて連絡を見落とす恐れがあります。
また、アドレスが仕事用としては不適切な場合もあり信用に関わりますので、仕事用メールアドレスを作ることは大切です。
名刺を作っておくことで、取引相手からの信用を得やすくなります。
インターネット上でのやり取りが主な場合はすぐに必要にはなりませんが、例えば交流会等に出席するのであれば、名刺が必須のケースもあります。
名刺がないと信用されないケースも多々ありますので、作っておいて損はありません。
現代のフリーランスにおいて重要なのが、SNSの開設です。
近年ではビジネスでもSNSが活用されるケースが増えており、クライアントがSNSを見て仕事の発注是非を決めることもあります。
そのため、ビジネス用のSNSアカウントは忘れずに1つ作っておきましょう。
会計ソフトを使えるようにしておくと、年に一回の確定申告の際にとても便利です。
1年分のお金のやり取りを全て手作業で整理するのはとても手間であり、業務に差し支えてしまっては収入が減ってしまいます。
使いやすい会計ソフトを見つけて利用しましょう。
この章では、フリーランスとして近年よく挙げられる職種を6つお伝えします。
エンジニアとは、プログラミング言語を使用して様々なシステム開発等を行う職業です。
エンジニアはシステム開発における上流工程と呼ばれる、要件定義や設計書作成を主に担当します。
ただし、実際にはクライアントによって業務内容・範囲が異なりますので注意しましょう。
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Webディレクターとは、Webサイトの制作・運営に関わる各職種を取りまとめて、プロジェクトを管理する仕事です。
Webマーケティングやプログラミング、デザインやライティングなどの専門知識を有していると、より高レベルな案件に挑戦しやすいでしょう。
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Webデザイナーは、Webサイトのデザインや構成、コーディングなどを行う職種です。
HTMLやCSS、JavaScriptなどのマークアップ言語やグラフィックデザインソフト、更にはSEOやライティングに関することまで幅広い知識が必要になる職種だと言えるでしょう。
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ライターとは紙媒体やWeb媒体などに文章を書く職種であり、必要に応じて取材や調べもの等も行います。
主に制作するもの等によってシナリオライター・Webライター・コピーライターなど様々な呼び方がありますが、フリーランスのライターは特に「フリーライター」などと呼ばれます。
アフィリエイターとは、Webサイトやブログなどを自前で制作し、そこに掲載する広告から収入を得る職種のことです。
広告からどれだけ商品・サービスが購入されたかが収入に直結するため、働いた分だけ稼げる訳ではない難しさがあります。
近年注目されているYouTuberも、フリーランスの代表的な職種の1つです。
YouTuberはYouTubeに動画をあげて、動画に貼られた広告や動画内で商品を紹介することなどで収入を得ます。
フリーランスとは、会社や各種団体などに所属せず個人で企業等と契約を結んで仕事をする人や、そうした働き方のことを指します。
現在勤めている会社を退職してフリーランスになる際には健康保険や年金の切り替え手続きや開業届の提出などを行い、必要に応じてSNSや名刺等の準備を行いましょう。
現在ではフリーランスの職種は多岐に及んでおり、会社員だった方にも様々なチャンスがあると言えます。
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